三銃士【東京】

大阪公演からざっと1ヶ月…間が空きました。
いやもうぶっちゃけ、終わった感ありありでしたが笑
今回は劇場が神奈川県。
みなとみらい線にある劇場でございます…。
これがネックでした…(個人的に)
土曜日と日曜日で3公演観たのですが、
土曜日が池袋→横浜のハシゴでですね…疲労感ハンパなかった。
生ける屍状態での観劇でした。
あんなにも集中できなかったアクサル舞台は、
たぶん初めてかと…(我が観劇史上においても初かもしれん)
なので土曜日の記憶がかなり曖昧ですが汗

演出など、ちょいちょい変わっていましたが、
上演時間は変わらず2時間でした。
劇場かわって…
間口が広くなったのかな??
ABCでゴチャゴチャして見えたOPとか、スッキリして見えた。
稽古の成果かもしれませんが…
舘形さんのこだわっていたラインがね、キレイになってた気がしました。
大阪で、わかりづらい…と感じた部分は、
かなり解消されていた気がします。
解消されなかったところは、
もはや脚本・演出的に無理、なんだと理解。
そして何より。
大阪の時よりも、格段に熱を感じた気がします。
大阪で観た時は、生きて、ない、と感じていたのだけど…
東京は違った。
役者さんたち、それぞれの役の人生を、生きて、いました。
凄いエネルギーを感じましたね。

3月11日に公演があった…ことも、大きかったかもしれません。
きっとあの場にいた全ての人たちが、
同じ喜びと幸福を共有していたのではないでしょうか。
舞台を上演できる喜び、
舞台を観劇できる喜び。
様々な思いが去来して…
大千秋楽は、特別な公演になった気がします。

吉谷さんがきっと、
この日を意識して書いたと思うこの作品は、
その言葉の全てが、メッセージだった。
祖国、という言葉を噛み締めた。
この国のことを、思わずにはいられなかった。
吉谷さん自身が、ブログにも記された言葉。

国を守るというのは血を流さないということではなく、
そこに生きる人達が、
傷つきながら、
苦しみながら立ち続けることなんだと思うんです。

初見の時から印象的ではありましたが…
本当に深く深く沁みわたる言葉でした。
胸に突き刺さって…そこからじわじわと…
痛みに似た余韻が広がっていくような。
不思議な感覚です。
その痛みこそが、
この舞台の残してくれたもので…
決して忘れてはならないもので…


ダルタニアンを演じる柄谷さんは相変わらずの安定度。
王を守る…その思いの強さに心が震えました。
一方のロシュフォールは更に軽妙になった気がします笑
ダルタニアンは重厚に、
ロシュフォールは軽やかに。
演じ分けがより、鮮やかになった印象。

古川さんも本当に素敵だったです。
アトスの時はきっちりとパパの一面も見せてくれて…
一方のミレディはきゃわゆく演じてくれて笑

武原さんはどうしても聞き取れない台詞があって残念だったんだけど…
信じる者は、ナントカナル
は、永遠に語り継ぎたい名言ですね!!笑
汝の罪は、もうちょっとしたら救われる
とかも、凄くテキトーな感じが大好きでした笑
ポルトスが語る、
「あの頃は良かったなぁ4人でなんでもできる気がした」
って台詞が、とてもいい台詞で…
たださほど、4人でなんでも…感は出てなかったんだけど汗
でも、若者4人が、わいわいきゃっきゃしてくれてて、
楽しそうだったのは良かったなぁ。
柄谷・古川・武原・山本の4人が、
無言で強い絆を示してくれてたのに対して、
西川・飯泉・斉藤・有川の4人は、
ドタバタ勢いで駆け抜ける青春の輝きを表現してくれてたよ。

山本さんは…
ジュサックが格段にキモくなっていた
どう考えても変態ですありがとうございます。
初登場の時の演出まで変わってて、
ミレディに「脱げー脱げ―」言うてるし、
何故か黒ぱん一丁の男たちを侍らせてるし…
必要かその演出?!!!!!
と甚だ疑問ではありましたが、まぁジュサックの、
趣味悪っ!!!!!ぷりは出ていたので良かったかと…思います…多分…笑

矢崎くんは本当に本当に大熱演だった。
ルイとフィリップの演じ分けが壮絶すぎて…鳥肌モノでした。
フィリップが語る、
「たくさん傷ついた兄の方が…」
のくだり。鮮やかにルイのことが浮かぶんです。
同じ人が演じてるのに。あれ本当に凄かった。
ルイの時はいっそうオラオラ、だったですが笑
フィリップの時はほんと、最初は特に、びくびくしててかわいかった笑
ポルトスにばっちーん背中たたかれて、
しばらくしてからイタイ…てなってるとことか笑
ほんとに魅力的でした。

西村大ちゃん…
いったいどれだけの人生経験を積んだらこの青二才が、
あんな素敵なお兄さんにお兄さんにお兄さんに、(おっさんではない)
育つんでしょうねえ…笑
ごめん、ほんと、この西村→柄谷ラインだけはな…
最後までいかんともしがたかった。
ただまぁ…決して器用ではない、暑苦しさとか、
そのへんで納得してみた!!笑

若きアトスとラウルの二役だった飯泉くんですが。
ずみちゃん、めっちゃ良かったわ…。
ラウルはパパのこと…ほんと尊敬して慕ってるんだなぁって、
剣術のシーンでのパパを見る目のキラキラっぷりが、
凄く切なくて…。
ほんと、アトスとラウルで全く違う目をしてるんだよなぁ。
アトスも凄く魅力的だったな。
でも、「さらばわが青春!」はちょっとな…
とってつけた感。
まーあのミレディとこのアトスの恋人時代は全く想像できんよ仕方ない笑

斉藤くんはアドリブも頑張ってたなぁ!!笑
あの、仕立て屋とのシーン、(無理ですねー無理ですねー)
めっちゃ楽しかった。

有川くん、
ダルタニアンとの初遭遇シーンでの豹変ぶりが、
よりいっそうわかりやすくなってたなぁ。
とんだ生臭坊主だった笑

無駄に、双子の役だった田中さん。
食べるお菓子が日替わりという…笑
なんか食ってる印象が強すぎましたが笑
食べてるシーンは長くなっていたのか。
ラウルの訃報を受け取った直後のアトスのところに、
ポルトスたちが訪ねて来るシーン…
あそこのプランシェ凄く好きだった。
泣きそうになりながら「お久しぶりでございます」
って言うの。
でもルイに「あなた」て言うのはいいのかなって、
ちょっとドキドキした笑

池永くん。
はーほんと好き!笑
照人さんとの掛け合いがほんとに毎度楽しくてなぁ…
二人が出て来るたびに楽しくなった。ずっと観てたかった。
凄く仲良しさんで、
でも、互いに互いのご主人様に忠実で…
凄く、印象的な二人でした。

吉谷さんは、
相変わらず飄々としてましたが…
舞台を締めくくるなにげにめっちゃ重責を担っております笑
祖国の大地には、先人たちの魂が広がっている
あの印象的な言葉で、三銃士は幕を閉じるのですね。(うろ覚えやけど)
本当に胸がいっぱいになる言葉でした。
仕立て屋のシーンでは、
ポルトスの名前を必ず間違っていて、
ポル原ポル幸さんとか、ポリ進一さんとか…
たけりんにムチャブリしてましたなぁ…笑
たけりん、めっちゃ困っとったがな。
しかし大千秋楽では反撃を食らい、
「ポリリンモンローさん」て逆ムチャブリされていた。
とりあえず吉谷光太郎的マリリンモンローをやってました笑
(スカートふわーーーのシーン)
爆笑だった笑

蔡さんは結局、一言もしゃべらなかったなー。
大千秋楽、
「最後の特別な日だから…何か一言…」て吉谷ペルスランに促されても、
ついぞ口は開かなかった笑
そのぶん、パワーアップしたダンスを見せて下さいましたけれども。
舞台挨拶でも「謝謝」のみでしたね。
最後まで無口な人でした笑


アクサル第13回公演
三銃士~仮面の男~

日時:3月10日(土)13時開演/18時開演
日時:3月11日(日)13時開演
会場:神奈川芸術劇場 大スタジオ
脚本/演出:吉谷光太郎
振付:舘形比呂一
配役:
ダルタニアン/ロシュフォール→柄谷吾史
アトス/ミレディ→古川貴生
ポルトス/リシュリュー→武原広幸
アラミス/ジュサック→山本健史
ルイ14世/フィリップ→矢崎広
若き日のダルタニアン→西村大輔
若き日のアトス/ラウル→飯泉学
若き日のポルトス→斉藤崇
若き日のアラミス→有川蒼馬
プランシェ/ベーズモー→田中照人 
グリモー→池永英介
フーケ→青木威
コルベール→豊田豪
ペルスラン→吉谷光太郎
モリエール→蔡暁強
近衛兵1/他→渡部 新                       
近衛兵2/他→下垣内大介
近衛兵3/他→林瑞貴 
近衛兵4/他→小野一貴 
近衛兵5/他→片山徳人
近衛兵6/他→平野健人
近衛兵7/他→野島昭平
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by edenblue3 | 2012-03-13 23:53 | axle